Month: July 2019
トリコモナスの淋病の違い

トリコモナスと淋病は、ともに性病の1つです。 男女で症状に違いはありますが、いずれも女性が感染するとおりものの量が増えたり、膣のかゆみや痛みが生じたりと似たような症状が現れ、放置すると女性の場合、不妊に繋がることもありますので注意が必要です。 このトリコモナスと淋病は、症状が似ていますが正確に2つの性病について理解を深めると見分け方がわかります。 トリコモナスの潜伏期間は平均10日と言われています。 しかし個人差が大きく、早い人では感染から3日で発症し、遅い人では感染から1ヶ月ほど経って発症します。 トリコモナスの場合、トリコモナス原虫が性器に入り炎症を起こすことで症状が現れますが、この原虫は男女で寄生部位が違います。 男性は前立腺や精嚢、尿道に寄生し、女性は膣内や子宮頚管、膀胱や尿道に寄生します。 したがってトリコモナスに感染すると、男性は尿道から膿が出たり軽い排尿痛を感じる事が多く、この時点で適切な治療を行わないと尿道炎の他に前立腺炎などを起こす危険性があります。 女性は異臭の強い織物が増加したり膣の痛みやかゆみを感じる事が多く、この時点で適切な治療を行わないと不妊や早産、流産の危険性が高まります。 次に淋病は淋菌に感染することで発症します。 潜伏期間が1週間以内と短いことが特徴です。 感染したときの症状は、男性では尿道から多量の膿が出たり、排尿時や勃起時の強い痛み、頻尿が現れます。 女性ではおりものに黄色や緑白色の膿が混じりドロッとした粘着性のものになったり、性器のかゆみや下腹部痛、不正出血が現れます。 トリコモナスと大きく違い、淋病は性器以外に喉や肛門や目といった部位にも感染することから、通常の性交以外にオーラルセックスやディープキスでも感染することがあります。 喉に感染した場合、喉の腫れは生じるものの、喉の痛みや発熱といった症状は現れません。 また女性では自覚症状が出にくいといった特徴もあり、これらの点からトリコモナスと見分けることは可能です。 しかし、症状が似ていることから自己判断することは難しいとも言えます。 症状からの見分け方を過信せず、いつもと異なる痛みや腫れを感じたときにはすぐに医療機関で検査を受けることが大切です。 トリコモナスと淋病、治るまでの期間はどのくらい? トリコモナスと淋病いずれにも言えることですが、症状が現れたときには放置してはいけません。 適切な治療をして原因となる原虫や菌を無くさない限りは、どんどん増殖し、症状を悪化させていきますので注意が必要です。 トリコモナスの治療は抗菌薬を使用した薬物療法になります。 基本的には経口摂取の錠剤で治療を行いますが、女性で症状が酷い場合には、膣状タイプの薬を併用して治療を行うこともあります。 薬の服用は概ね7日から10日程度になります。 服用し始めてから症状が亡くなったからと、自己判断で服用をやめてしまうと薬で抑えていた病原菌が再び増殖を始めてしまうので、医師から処方された薬は飲みきり、飲みきった後にもう1度受診してトリコモナスの病原菌が死滅したことを確認することが大切です。 淋病もトリコモナスと同様、自然治癒は期待できない性病です。 症状が現れたときにはすぐに医療機関で検査を受けることが大切です。 淋病の治療は抗生物質による薬物療法になります。 淋菌は多くの抗生物質に対して体制を持っているため、効果のある抗生物質は限られています。 現在主にセフトリアキソンやスペクチノマイシンといった注射薬が治療に使われていますが、基本的にこれらの注射薬を1回打つことで完了します。 注射薬の第一選択はセフトリアキソンで、腕に静脈注射もしくは点滴で投与します。 一回の投与で性器周辺だけでなく、喉の淋病の治療まで行えるメリットがあります。 しかし稀にアレルギーなどの理由でセフトリアキソンが使えない患者には、スペチクノマイシンでの治療を行います。 この注射は針の太い筋肉注射をお尻から刺すため、注射には強い痛みを伴うデメリットがあります。 また淋病の場合、クラミジアを併発している場合が30%ほどの患者にみられるため、そのときには注射と経口薬であるジクロマックを併用して治療していくことになります。

2019年07月29日
コンジローマの症状とは

コンジローマの症状は性器や肛門周辺にできるイボがよく知られています。 最初は小さくてあまり目立ちませんが、症状が進むとどんどん大きくなって数も増えていきます。 成長したイボは鶏のトサカやカリフラワーのような派手な見た目になることが特徴であり、ピンクや赤茶色などの色がついていることもあります。 コンジローマができても痛みや痒みなどといった症状はほとんどありません。 そのため部位によっては発見が遅れてしまい、イボがかなり大きくなってようやく気付くということもあります。 コンジローマの症状は男性でも女性でも大きな違いはなく、性行為によって感染することがほとんどです。 女性の場合は膣内にできてしまうことがあり、気付かずに放置してしまうことがあります。 放置しておくと症状が悪化してしまうこともあるため、気になる症状があれば病院で検査を受けましょう。 感染者とオーラルセックスをすることでコンジローマが口や喉に感染することもあります。 口や舌などにイボができますが、口内炎と似ているので判断するのが難しいと言われています。 見分け方のポイントは痛みがあるかどうかということです。 口内炎は痛みを伴うことが多いですが、コンジローマによってできたイボには痛みがありません。 また、口内炎は放置していても自然に治ることが多いです。 コンジローマは治療しないとなかなか治りませんし、イボがどんどん大きくなっていくことも特徴です。 そのため早めに治療を受けた方が良いということです。 イボは外科的に取り除くことができますが、最近ではベセルナクリームという治療薬も使われるようになっています。 ベセルナクリームを患部に直接塗ることでイボを除去することができます。 即効性は無いため、ある程度治療を続ける必要があります。 ベセルナクリームはコンジローマの治療に高い効果を発揮しますが、使用する際には注意点もあると知っておきましょう。 ベセルナクリームには肌荒れや赤み、痛み、痒みといった副作用のリスクがあります。 このような副作用が出ると不安になってしまうかもしれません。 しかし、これはベセルナクリームが効果を発揮している証であるとも言えるため、あまり心配しなくて良いでしょう。 ベセルナクリームは病院で処方してもらうか、個人輸入の通販を利用して買う方法があります。 前者は検査費や診療費がかかるので高額になってしまいますが、後者であればそういった諸経費がかからず、しかも薬価自体も安いので費用を抑えながらコンジローマを治療することができます。 また、ベセルナクリームにはジェネリックがあるので、こちらを通販で購入することで更に費用を抑えることができます。 コンジローマを放置したままだと自然治癒する可能性が低いので、こういった治療薬を利用してしっかりと治していきましょう。 コンジローマの原因菌とは コンジローマの原因菌はヒトパピローマウイルスです。 このヒトパピローマウイルスには良性のものと悪性のものに分類されますが、良性のものがコンジローマの原因となります。 悪性のものは子宮頸がんの原因菌になるということです。 ヒトパピローマウイルスの感染経路として、最も多いのは性行為です。 患者と性行為を行った場合、60~70%の確率で感染してしまうので注意しましょう。 注意点としてはオーラルセックスでも感染の可能性があるということです。 主に性器に感染する病気ですが、口や喉にも感染してしてしまうことがあります。 性行為をする相手が複数人いる場合、感染経路の特定が難しくなります。 コンジローマは感染してから発症するまである程度の潜伏期間のある病気です。 潜伏期間は3ヶ月以上になってしまうこともありますし、その間に複数人の相手と性行為をした場合は誰からうつされたのか分からなくなってしまうこともあります。 コンジローマは痛みや痒みなどの自覚症状がないため、知らないうちに感染を広げてしまうと言われています。 コンジローマは性行為をしていない人でも発症する可能性があります。 実はコンジローマの感染経路は性行為だけではありません。 ヒトパピローマウイルスは粘膜同士の接触によって感染するものです。 空気感染はしませんが、患者の感染部分が触れたものにウイルスが付着しており、そこに別の人が粘膜を当てることで間接的に感染してしまうこともあります。 性行為以外では感染の可能性が低いということですが、場合によってはウォシュレットやタオルなどが原因で感染してしまう可能性もあると知っておきましょう。 特に粘膜が傷ついている時や免疫力が弱っている時などは感染しやすくなります。

2019年07月12日