Month: June 2019
カンジダの症状で見られるもの

カンジダ症とは、原因菌となる「カンジダ真菌」が何かしらの要因によって増殖することで、身体に様々な症状が出てくる病気です。 女性に起こる「カンジダ膣炎」が多いですが、男性にも亀頭などにカンジダ症が起こることがあります。 カンジダは膣炎だけでなく手や爪に起こりやすい「皮膚カンジダ」や「口腔カンジダ」などの種類があり、様々な身体の部位にも症状が出ます。 出産の際、母親からカンジダ菌が感染し子どもに口腔カンジダが起こるということもあります。 女性に多く発生するカンジダ膣炎の主な症状は、外陰部のかゆみや痛みととおりものの変化です。 かゆみは、熱がゆい感じがすることもあり、ひどく掻いてしまうことで皮膚炎などにもつながります。 おりものは量が増えたり、色が白くぽろぽろとした形状になることがあります。 このような症状が出た場合は必ず病院に行きましょう。 病院ではカンジダ菌が増えているか検査し増殖していることがわかったら洗浄などを行ったあと、膣に薬を挿入し治療します。 薬は処方してもらえるので自分で毎日寝る前に挿入を行い、続けていきます。 完治には1~2週間ほどかかります。 まれに自然治癒できることもありますが、再発しやすいのでしっかりと薬等を使って完治させることが重要です。 かゆみが気になる際には、かゆみを抑えるクリーム等も併用し治療していきます。 デリケートな場所に出る症状ですので、病院に行きにくかったり忙しくてなかなか診察に行く時間がとれない方もいるかと思います。 一度病院で診察を受けたことがありその後再発した場合、薬局で治療薬を購入することも最近は可能になっています。 自分で治すことができると、症状がひどくなる前に治療できるので便利です。 しかし原因は、ストレスや生活習慣によることが多いので、患部の治療だけでなく普段の暮らし自体を見直すことも大切です。 十分な睡眠や栄養をとり、免疫を上げることが一番の予防となります。 カンジダの原因菌とは カンジダ症の原因菌となるカンジダ菌は、本来は身体や粘膜に常在しており普段は特に何の影響も与えることはありません。 しかし、体調不良やストレス等で免疫が下がってしまうと、このカンジダ菌が増殖し症状を引き起こします。 女性は、妊娠や生理前後などホルモンバランスがくずれる際もかかりやすくなってしまいます。 抗生物質などの服用で善玉菌が死滅した際や、洗浄のしすぎなどでも膣内の環境がくずれ膣カンジダ症が発生しやすくなります。 もちろん性行為を通してパートナー間で感染することもありますので、カンジダの症状が出ている際はそのような行為は控える必要があります。 パートナーのどちらかが治った際に、またどちらかにうつされてしまい、二人とも完治できない状態がずっと続いてしまうからです。 カンジダは外陰部だけでなく、皮膚にも起こります。 皮膚カンジダに効果的な治療薬が、「ケトコナゾール」です。 この「ケトコナゾール」は抗真菌剤です。 患部に塗ると真菌の細胞膜合成を阻害することにより、抗真菌作用が起こり治療に効果があります。 「ケトコナゾール」を使う際の注意点としては、妊娠中や授乳中でない場合に使用することや他にこの薬の効果を弱める様な薬を同時に飲んでいないか確認してから使用することなどが挙げられます。 また副作用として蕁麻疹などの湿疹が出たりかゆみが発生することなどがあります。 副作用が出た際は、診察を受けるようにしてください。 抗真菌剤はカンジダ症に有効ですが、必ず注意点を守って使用することが大切です。 男性も女性も、万が一にも薬が身体に合わない場合がありますので、使用していて何か変化を感じたらすぐに病院に診察に行きましょう。

2019年06月24日
クラミジアの感染経路とは

クラミジアは、数ある性病の中でももっとも感染力が強く、日本人でもっとも感染者数が多い性病として知られています。 その感染経路は性行為であることがほとんどで、クラミジアの原因菌が性器や肛門、喉、目などといった粘膜から感染することで発症する病気です。 クラミジアの原因菌は精液をはじめとしてカウパー腺液、尿、唾液、血液などから感染するため、通常の性行為やオーラルセックス、アナルセックスなどが感染経路となりますし、感染者とキスをしただけでもクラミジアに感染する確率は高くなります。 クラミジアの症状は、性器から感染した場合には排尿時の痛み・尿道から膿が出る・鼻につくような強いにおいのおりものの増加・性器のかゆみ・下腹部痛などといった症状が現れます。 また、喉であれば喉の痛み・咳、目であれば目の充血・目やに・まぶたの腫れ、肛門であれば直腸の痛み・出血・黄色い膿や粘液の排出などといった症状が出ます。 しかし、クラミジアに感染した人の中でもこういった症状が出る人は少なく、仮に症状が出たとしても軽い症状で済む場合が多いため、自分がクラミジアに感染していることに気づかいない人が多いのです。 そして、このことがクラミジアの感染者数が増加していく最大の原因でもあるのです。 クラミジアの原因菌の潜伏期間は1週間から3週間ほどと言われています。 性行為を行ってから少し時間が経過したときに排尿時に痛みを感じたり、においが強いおりものが出たなどという症状を少しでも感じたのであればクラミジアに感染していることを疑った方がいいと思います。 また、症状が出ていなかったとしても少しでも感染を疑っているのであれば保健所や病院、もしくは検査キットを購入して自宅で検査を受けることをおすすめします。 クラミジアの感染経路はこのようにほとんどの場合が性行為によるものですが、極めて稀に感染者が使用したタオルや便座などに付着した体液、同じタオルやトイレを使うことが原因となってが原因となって感染する可能性もあると言われています。 ただ、実際にはこの可能性はかなり低いと思われます。 クラミジアの原因菌とは クラミジアの原因菌となっているのは、クラミジア・トラコマチスという細菌です。 クラミジア・トラコマチスは偏性細胞内寄生菌と言われる細菌で、細胞や粘膜に感染することによって生存し増殖します。 そのため、クラミジア・トラコマチスが生存・増殖するために最も快適な場所は人間の粘膜であり、人と人が互いの粘膜同士を接触させる主な行為が性行為であるため、結果としてクラミジアの主な感染経路は性行為となる訳です。 クラミジア・トラコマチスは個人差や感染箇所によって異なるものの、基本的には1週間から3週間程度の潜伏期間があると言われています。 また、症状が出ない場合も多いなど、クラミジアにかかっているのかわかりづらい病気でもあります。 そして、潜伏期間の長さやほとんど症状が出ないなどと言った理由となっているのが、人間の免疫反応だと考えられているのです。 クラミジア・トラコマチスは、人から人へ感染する際には「感染型」、人の体内に入り細胞に感染する際には「増殖型」へとその形態を変化させます。 増殖型となった菌は細胞の中で増殖を続け、増殖の限界まで達すると再び感染型に変わり他の細胞に感染することを繰り返し行うのです。 そのため、感染時にはそれほど菌が多くないことから免疫反応が大きく反応することができず、このことが潜伏期間の長さやほとんど症状が出ない要因となっています。 また、クラミジア・トラコマチスの特徴として、増殖型の形態であるときに封入体を形成するというものがあります。 封入体を形成すると、一般的な他の細菌に比べて引き起こされる炎症が1パーセントほど大きさとなるため、このことも潜伏期間の長さや発症までの期間、または症状が出ないという個人差を生む要因となっているのです。

2019年06月09日