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多くの種類の感染症に幅広く使用されているジスロマックの有効成分はアジスロマイシンです。
アジスロマイシンマクロライド系抗生物質で、これは長時間にわたり体内に留まる性質があるので服用後に効果が持続する時間が長いという特徴があります。

ジスロマックに含まれるアジスロマイシンは細胞壁をもたない細菌に対しても殺菌作用を持ちます。
そのためペニシリン系の抗生物質よりも有効な細菌の種類が多いというメリットがあります。

ジスロマック(アジスロマイシン)の効果について

ジスロマックの有効成分であるアジスロマイシンは、体外に排出されるまでに長い時間がかかるという特徴があります。
これは合計15個の炭素・窒素・酸素原子から成るリング状分子の性質と、服用後すると血中濃度よりも数十倍もの濃度で細胞内に浸透することが関係してします。
そのためアジスロマイシンの服用後の半減期が68.1時間(3日弱)と長く、長時間にわたり体内に留まり続けます。

抗生物質はいつまで殺菌効果が持続するかによって服用期間や量が決まります。
アジスロマイシンは体内に留まる時間が非常に長いので、最初の3日間だけジスロマックを服用するだけでその後4日間にわたり殺菌効果が持続します。
そのため、大抵の感染症は最初の3日間にわたり錠剤を飲むだけで完治させることができます
2009年に承認されたジスロマックSRは、1回服用するだけで7日間にわたり効果が持続します。

ジスロマックが細菌(病原体)を殺傷するメカニズムはペニシリン系抗生物質とは大きく異なります。
細菌が人体の細胞に感染すると、増殖するためにタンパク質の合成を開始します。
アジスロマイシンは細菌がタンパク質を合成するのを阻害することで、病原体の増殖を防いで死滅させます。
アジスロマイシンには人体の細胞がタンパク質を合成するのを阻害する作用を持たないので、殺菌効果が高くて副作用が少ないという利点があります。

ペニシリン系の抗生物質は細胞壁を持つ真正細菌に対して高い効果があり、梅毒・咽頭炎・中耳炎・副鼻腔炎などの治療に用いられます。
ただし細胞壁を持たないマイコプラズマはペニシリン系抗菌剤は殺菌力を持ちません。
これに対してジスロマック(アジスロマイシン)は細胞壁の有無に関係なく細菌の増殖を阻害する作用があるので、ペニシリン系抗菌剤が効かないマイコプラズマ肺炎に対しても効果が期待できます。

ジスロマックが有効な感染症にはクラミジアや梅毒などの性感染症や、咽頭・喉頭炎・扁桃炎・急性気管支炎・肺炎・肺膿瘍・中耳炎などが含まれます。
歯科で歯周病・歯肉炎などの治療をする場合や、抜歯や歯茎の治療後などに炎症や化膿を起こした時などに処方されることもあります。

耐性菌に感染している場合など、ジスロマックを服用しても効果が出ないケースがあります。
薬の効果の有無を調べるためには、服用後に様子を見なければなりません。
服用後に効果が出るまでいつまで待つ必要があるかは、細菌の種類によって異なります。
早くて2~3時間で効果が出ますが、遅い場合には効果が出るまでに2週間以上もかかる場合があります。

ジスロマック(アジスロマイシン)の正しい服用方法

ジスロマック(アジスロマイシン)の正しい服用方法ですが、錠剤タイプであれば3日連続で毎日決まった時間に錠剤を水またはお湯で飲みます。
副作用として下痢など消化器系の不調が起こる場合があるので、服用前後2時間は食事を取らないようにしましょう。
24時間おきに服用すると効果的なので、毎日決まった時間に薬を飲むようにします。

ジスロマックは服用後に効果が出るまでに時間がかかる場合があるので、必ず3日分を飲んでから様子を見るようにしましょう。
アジスロマイシンは他の抗生物質と比較すると副作用が少ないという特徴があり、効果が高くて安全性が高いというメリットがあります。

アジスロマイシンはペニシリン系やセフェム系抗生物質とは全く異なるメカニズムで作用するので、これらの抗生物質に対してアレルギーのある人でも使用することができます。
ただしジスロマックも他の抗生物質と同じように、副作用として下痢の症状が出る場合があります。
大抵の場合、副作用が出たとしても軽い下痢程度で済みます。

ジスロマックは他の抗生物質と比較して安全性が高いのですが、約1~3%の割合で副作用が報告されています。
ジスロマックの主な副作用として、下痢・好酸球数増加・ALT(GPT)増加・白血球数減少などが知られています。
下痢以外の副作用については自覚症状が出ないケースがほとんどです。
下痢対策として、乳酸菌を含む整腸剤と一緒に服用すると効果的です。

極めて稀ですが、重篤な副作用としてアナフィラキシーショック・皮膚粘膜障害・不整脈・肝臓障害・急性腎不全・間質性肺炎・横紋筋融解症などが報告されています。
服用期間中に動悸や息苦しさ・食欲の減退・吐き気・継続的な手足のしびれなどが発生した場合にはジスロマックの副作用が疑われるので、医師に相談をするようにしましょう。

ジスロマック(アジスロマイシン)の併用禁忌の薬剤は、他の種類の抗生剤です。
特にニューキノロン系のクラビットは要注意です。

ジスロマックは他の抗生剤以外にも併用禁忌の薬剤があります。
制酸剤が含まれる胃腸薬と一緒に飲むとアジスロマイシンの吸収が阻害されてしまい、効果が低くなってしまいます。
免疫抑制剤のシクロポリンと併用すると腎障害のリスクが高まります。
血液凝固を防ぐワーファリンは抗菌剤と併用すると効きすぎてしまうので注意が必要です。

ジスロマックを服用する際は併用禁忌の薬品に注意して、正しい服用方法を守るようにしましょう。
もしも途中で服用を中止してしまうと、耐性菌が発生するリスクが高まってしまうからです。

ジスロマックは通販で買うことも可能

日本では薬事法の規定により、一般向けの薬局でジスロマックを購入することは不可能です。
日本国内の薬局などでジスロマックを入手するためには、医師の診察を受けて処方箋を出してもらう必要があります。

医師の処方箋がなければ購入ができない処方箋薬を購入したい場合、海外から個人輸入する方法があります。
自分で使用する場合に限り、処方箋薬を海外から個人輸入することは薬事法で認められているからです。

ジスロマック(アジスロマイシン)または同じ成分・効果を持つジェネリック医薬品を個人輸入する方法ですが、輸入代理店のネット通販サービスを利用することができます。
医薬品の個人輸入を代行するための通販サイトがあり、日本人が利用できるように日本語のホームページが設置されている場合もあります。
医薬品の個人輸入専門の通販サイトにアクセスしてジスロマックの注文をすれば、自宅に届けてもらうことが可能です。

個人輸入を代行する通販サイトは海外の会社が運営しているため、国際ブランドのクレジットカードかデビットカードで決済をします。
国内の通販サイトを利用する場合と同じ方法で注文をすることができます。

通販サイトを利用すると、ジスロマックの正規品の他にもジェネリック医薬品を注文することも可能です。
ジェネリック医薬品も有効成分が250mg・500mg・1000mgのタイプがあるので、ジスロマックと同じ方法で服用します。
ジェネリック医薬品は特許料を支払う必要がないため、同じ成分・効果の薬を安く購入することが可能です。

通販サイトで購入する場合、ジスロマックの2回分(合計6日分)が日本円に換算して2,000円~3,000円前後で販売されています。
ジェネリック医薬品を選択すれば3割~4割程度安くなります。
大量にまとめ買いをすると関税を支払わなければならなくなる場合があるので、1回の注文で1万2千円を超えないように注意しましょう。

個人的に購入したジスロマックは自分で使用する分には問題がありませんが、他の人に譲渡したり販売すると薬事法違反になってしまいます。
そのため、必ず自分で使用する分だけを注文するようにします。
薬事法で認められているのは個人輸入に限られるので、自宅で商品を受け取る必要があります。
自宅以外の場所で商品を受け取らないように注意しましょう。

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バルトレックスの主成分、バラシクロビルとは

バルトレックスはヘルペスウイルスに効果がある抗ウイルス剤です。 ヘルペスウイルスは人の体内の細胞の表面に感染した後、中心部の細胞核にウイルス遺伝子を複製するように誘導するため、完治した後も神経節の中に潜んで、体の免疫力が低下した時に再発してしまいます。 バルトレックスの主成分はバラシクロビル塩酸塩という成分なのですが、この成分は投与後に体内でアシクロビルに変化します。 ヘルペスウイルスの中にアシクロビルが入り込むとアシクロビル三リン酸に変化し、ヘルペスウイルスの遺伝子複製を阻害する働きがあるため、複製や増殖が不可能になるため、ヘルペスを効果的に治療することが出来るでしょう。 ヘルペスは抗ウイルス剤を使わないと、ウイルスがどんどん増殖していき、症状が重くなるので早めに抗ウイルス剤でもあるバルトレックスを使用しなければなりません。 バラシクロビルはヘルペスウイルスに非常に高い効果がある治療薬ですので、出来るだけ早い段階で病院で処方をしてもらい、服用することが一番です。 これまでヘルペスの治療薬として一般的だったのがゾビラックスという薬でした。 バラシクロビルはゾビラックスという成分をより効果的に効きやすく改良した成分ですので、少ない服用回数でヘルペスの治療を行うことが出来ます。 バルトレックスはいつまでに服用すると効果的なのかについてですが、発症初期の時期に服用することが最も効果的で、病状をひどくせずに軽く抑えることが出来るでしょう。 ヘルペスウイルスによる病気には、水疱瘡や口唇ヘルペスや性器ヘルペスの単純疱疹、帯状疱疹があります。 一度感染した後はキャリアになってしまうので、再発するときは患部にピリピリとした痛みが出てきたり、かゆみなどが出てくることもありますので、何度も再発している方は、ヘルペスになりそうな時期がわかる場合もあるでしょう。 性器ヘルペスの場合、口唇ヘルペスよりも再発しやすいので、バルトレックスを再発予防のために長期間服用することもあります。 いつまで服用するかについてですが、個人差がありますが8週間から最大1年間の間服用し続けると、体内のヘルペスウイルスを三分の一まで減らすことが可能です。 性器ヘルペスが再発しやすい方は医師と相談しながら治療を行っていくとよいです。 バラシクロビルの効果 バラシクロビルの効果はヘルペスウイルスの中でも単純へルペスウイルス1型と単純ヘルペスウイルス2型、水痘や帯状疱疹ウイルスのみです。 バラシクロビルはウイルスの増殖を防ぎ、ウイルスの遺伝子の複製を食い止める効果がありますので、性器ヘルペスの場合、体内にヘルペスウイルスが長く潜んでいる場合もありますので、服用し続けると体内のウイルスの増殖を抑えて、数を減らすことが出来るでしょう。 バラシクロビルの効果は、服用時期にも気をつけなければなりません。 なぜならヘルペスウイルスがすでに増殖してしまった時期に投与してもあまり効果がないからです。 服用するのであれば、発症した初期の段階で服用するのが、一番効果的です。 バラシクロビルの副作用ですが、発生率は1.12%と非常に低く、副作用はめったに出ないと考えてよいでしょう。 まれに副作用が出たとしても、頭痛や眠気、肝機能障害や腎機能障害、腹痛や吐き気などがあります。 めったに副作用は出ませんが、出たとしても服用量を間違えて飲んでしまったケースが多くありますので、服用量は必ず守るようにしなければなりません。 個人輸入で手に入れることも出来ますので、個人輸入で服用される方は特に服用量を間違えずに正しく飲む必要があるでしょう。 服用方法はヘルペスの疾患によって違いがありますが、単純疱疹成人の場合は、1日500ミリグラムを1日2回服用します。 疾患に違いがありますので、服用方法については医師に確認された方がよいでしょう。 併用禁忌は痛風の病気がある方で、プロベネシドを飲まれている方や胃の疾患がある方でシメチジンを服用されている方は服用は避けましょう。 他にも免疫抑制薬のモフェチルと喘息の薬のテオフィリンは併用禁忌がありますので、服用することは出来ません。

2019年09月13日
性病で病院に行くと周りの人にバレる?

性病は性器のかゆみや痛み、感染部位の炎症、排尿痛など様々な症状が現れるものです。 また、初期症状は分かりにくく気が付いたときには重症化しているということもあります。 どのような状況であったとしても性病の治療において大切なのは初期治療です。 初期治療が遅れると治療期間が長引いたり、感染を広げる原因になります。 とはいえ性病で病院へ行くとなると家族や会社の人に知られてしまうのではないかと心配になる方もいらっしゃるでしょう。 家族や会社の人にバレるのを心配して、症状が軽いと病院へ行くのを躊躇ってしまうこともあります。 しかし、性病は自然治癒は期待できない病気が多く、悪化すると不妊症の原因や妊娠中の方の場合、胎児や赤ちゃんが危険になる恐れがあります。 また、HIVなどの命に関わる感染症にかかりやすくなることもあり、性病を放置しておくことは危険です。 性病の疑いがある場合には必ず病院を受診するようにしましょう。 病院を受診する際に、家族にバレると心配がある方は保険証を使った際の医療費通知を気にしているということが多いでしょう。 会社の保険組合に加入している場合、保険組合を通して会社に知られてしまうのではと心配になるものです。 しかし、病院の受診履歴というのは非常にプライバシーな情報で、個人情報保護の観点から会社にバラされるということはありません。 このように保険組合は個人の病院受診歴をばらすことはありませんが、家族が医療費通知を見た際にバレてしまうということも気になります。 医療費通知は基本的に受診科まで記入されることはありません。 そのため、別の病名で病院へ行ったと先に伝えておいてしまえば怪しまれることもないでしょう。 しかし、性病の場合、泌尿器科や婦人科を受診することになるため泌尿器科やレディースクリニックなどとつく病院を受診すると受診した医療機関の名称は記載されることがあります。 その際は膀胱炎や生理不順などと性病ではない病名で行ったと伝えるという手もあります。 病院にバラされることはないので病院受診が重要 保険組合から会社にバラされることはありませんし、医療費通知から受診した内容までバレないとわかりましたが、病院にバラされるのではと心配になることもあるでしょう。 しかし、病院もプライバシー保護の観点から患者の受診内容などを伝えることはないので病院にバラされることもないです。 それでも心配という方は通販で検査キットを購入したり、治療薬を購入するなど病院へ行く以外の方法がないわけではありません。 しかし、通販の検査キットや薬の購入にはデメリットがあります。 検査キットを購入して検査する場合の流れは、送られてきた道具を使って自分で検体を採取、採取した検体を検査機関へ送る、後日結果がメールなどで通知されるというものです。 このような流れのため検査キットの受け取りに気を付け、結果の通知のメールさえ見られることがなければバレることはないと言えます。 バレないという点では通販を利用したメリットは大きいものですが、デメリットもあります。 それは、検査キットで検査をして陽性が出た場合は治療ができないということです。 あくまでも検査をするだけなので陽性であった場合は、治療を受けに行かなければなりません。 また、検体の採取を自分で行うため上手く採取できていないと間違った検査結果が出てしまうこともあります。 最近は通販で性病の治療薬を購入することもできるため、通販で購入すれば良いとも考えられます。 しかし、医師の診断なく自己判断で薬を使用することはおすすめできません。 性病の菌は薬に対して耐性をもっていて薬が効かないことがあります。 そのため、薬を使用した後で再検査が必要です。 もし検査をして薬が効いていないことが分かったら、他の治療方法を検討していかなければなりませんが、通販の場合、再検査するにしても時間がかかるものです。 性病は初期治療が大切な病気です。 知り合いと病院で顔を合わせてしまわない限りバレることはないので性病の疑いがある時は病院を受診しましょう。

2019年08月18日
コンジローマの症状とは

コンジローマの症状は性器や肛門周辺にできるイボがよく知られています。 最初は小さくてあまり目立ちませんが、症状が進むとどんどん大きくなって数も増えていきます。 成長したイボは鶏のトサカやカリフラワーのような派手な見た目になることが特徴であり、ピンクや赤茶色などの色がついていることもあります。 コンジローマができても痛みや痒みなどといった症状はほとんどありません。 そのため部位によっては発見が遅れてしまい、イボがかなり大きくなってようやく気付くということもあります。 コンジローマの症状は男性でも女性でも大きな違いはなく、性行為によって感染することがほとんどです。 女性の場合は膣内にできてしまうことがあり、気付かずに放置してしまうことがあります。 放置しておくと症状が悪化してしまうこともあるため、気になる症状があれば病院で検査を受けましょう。 感染者とオーラルセックスをすることでコンジローマが口や喉に感染することもあります。 口や舌などにイボができますが、口内炎と似ているので判断するのが難しいと言われています。 見分け方のポイントは痛みがあるかどうかということです。 口内炎は痛みを伴うことが多いですが、コンジローマによってできたイボには痛みがありません。 また、口内炎は放置していても自然に治ることが多いです。 コンジローマは治療しないとなかなか治りませんし、イボがどんどん大きくなっていくことも特徴です。 そのため早めに治療を受けた方が良いということです。 イボは外科的に取り除くことができますが、最近ではベセルナクリームという治療薬も使われるようになっています。 ベセルナクリームを患部に直接塗ることでイボを除去することができます。 即効性は無いため、ある程度治療を続ける必要があります。 ベセルナクリームはコンジローマの治療に高い効果を発揮しますが、使用する際には注意点もあると知っておきましょう。 ベセルナクリームには肌荒れや赤み、痛み、痒みといった副作用のリスクがあります。 このような副作用が出ると不安になってしまうかもしれません。 しかし、これはベセルナクリームが効果を発揮している証であるとも言えるため、あまり心配しなくて良いでしょう。 ベセルナクリームは病院で処方してもらうか、個人輸入の通販を利用して買う方法があります。 前者は検査費や診療費がかかるので高額になってしまいますが、後者であればそういった諸経費がかからず、しかも薬価自体も安いので費用を抑えながらコンジローマを治療することができます。 また、ベセルナクリームにはジェネリックがあるので、こちらを通販で購入することで更に費用を抑えることができます。 コンジローマを放置したままだと自然治癒する可能性が低いので、こういった治療薬を利用してしっかりと治していきましょう。 コンジローマの原因菌とは コンジローマの原因菌はヒトパピローマウイルスです。 このヒトパピローマウイルスには良性のものと悪性のものに分類されますが、良性のものがコンジローマの原因となります。 悪性のものは子宮頸がんの原因菌になるということです。 ヒトパピローマウイルスの感染経路として、最も多いのは性行為です。 患者と性行為を行った場合、60~70%の確率で感染してしまうので注意しましょう。 注意点としてはオーラルセックスでも感染の可能性があるということです。 主に性器に感染する病気ですが、口や喉にも感染してしてしまうことがあります。 性行為をする相手が複数人いる場合、感染経路の特定が難しくなります。 コンジローマは感染してから発症するまである程度の潜伏期間のある病気です。 潜伏期間は3ヶ月以上になってしまうこともありますし、その間に複数人の相手と性行為をした場合は誰からうつされたのか分からなくなってしまうこともあります。 コンジローマは痛みや痒みなどの自覚症状がないため、知らないうちに感染を広げてしまうと言われています。 コンジローマは性行為をしていない人でも発症する可能性があります。 実はコンジローマの感染経路は性行為だけではありません。 ヒトパピローマウイルスは粘膜同士の接触によって感染するものです。 空気感染はしませんが、患者の感染部分が触れたものにウイルスが付着しており、そこに別の人が粘膜を当てることで間接的に感染してしまうこともあります。 性行為以外では感染の可能性が低いということですが、場合によってはウォシュレットやタオルなどが原因で感染してしまう可能性もあると知っておきましょう。 特に粘膜が傷ついている時や免疫力が弱っている時などは感染しやすくなります。

2019年07月12日
トリコモナスの淋病の違い

トリコモナスと淋病は、ともに性病の1つです。 男女で症状に違いはありますが、いずれも女性が感染するとおりものの量が増えたり、膣のかゆみや痛みが生じたりと似たような症状が現れ、放置すると女性の場合、不妊に繋がることもありますので注意が必要です。 このトリコモナスと淋病は、症状が似ていますが正確に2つの性病について理解を深めると見分け方がわかります。 トリコモナスの潜伏期間は平均10日と言われています。 しかし個人差が大きく、早い人では感染から3日で発症し、遅い人では感染から1ヶ月ほど経って発症します。 トリコモナスの場合、トリコモナス原虫が性器に入り炎症を起こすことで症状が現れますが、この原虫は男女で寄生部位が違います。 男性は前立腺や精嚢、尿道に寄生し、女性は膣内や子宮頚管、膀胱や尿道に寄生します。 したがってトリコモナスに感染すると、男性は尿道から膿が出たり軽い排尿痛を感じる事が多く、この時点で適切な治療を行わないと尿道炎の他に前立腺炎などを起こす危険性があります。 女性は異臭の強い織物が増加したり膣の痛みやかゆみを感じる事が多く、この時点で適切な治療を行わないと不妊や早産、流産の危険性が高まります。 次に淋病は淋菌に感染することで発症します。 潜伏期間が1週間以内と短いことが特徴です。 感染したときの症状は、男性では尿道から多量の膿が出たり、排尿時や勃起時の強い痛み、頻尿が現れます。 女性ではおりものに黄色や緑白色の膿が混じりドロッとした粘着性のものになったり、性器のかゆみや下腹部痛、不正出血が現れます。 トリコモナスと大きく違い、淋病は性器以外に喉や肛門や目といった部位にも感染することから、通常の性交以外にオーラルセックスやディープキスでも感染することがあります。 喉に感染した場合、喉の腫れは生じるものの、喉の痛みや発熱といった症状は現れません。 また女性では自覚症状が出にくいといった特徴もあり、これらの点からトリコモナスと見分けることは可能です。 しかし、症状が似ていることから自己判断することは難しいとも言えます。 症状からの見分け方を過信せず、いつもと異なる痛みや腫れを感じたときにはすぐに医療機関で検査を受けることが大切です。 トリコモナスと淋病、治るまでの期間はどのくらい? トリコモナスと淋病いずれにも言えることですが、症状が現れたときには放置してはいけません。 適切な治療をして原因となる原虫や菌を無くさない限りは、どんどん増殖し、症状を悪化させていきますので注意が必要です。 トリコモナスの治療は抗菌薬を使用した薬物療法になります。 基本的には経口摂取の錠剤で治療を行いますが、女性で症状が酷い場合には、膣状タイプの薬を併用して治療を行うこともあります。 薬の服用は概ね7日から10日程度になります。 服用し始めてから症状が亡くなったからと、自己判断で服用をやめてしまうと薬で抑えていた病原菌が再び増殖を始めてしまうので、医師から処方された薬は飲みきり、飲みきった後にもう1度受診してトリコモナスの病原菌が死滅したことを確認することが大切です。 淋病もトリコモナスと同様、自然治癒は期待できない性病です。 症状が現れたときにはすぐに医療機関で検査を受けることが大切です。 淋病の治療は抗生物質による薬物療法になります。 淋菌は多くの抗生物質に対して体制を持っているため、効果のある抗生物質は限られています。 現在主にセフトリアキソンやスペクチノマイシンといった注射薬が治療に使われていますが、基本的にこれらの注射薬を1回打つことで完了します。 注射薬の第一選択はセフトリアキソンで、腕に静脈注射もしくは点滴で投与します。 一回の投与で性器周辺だけでなく、喉の淋病の治療まで行えるメリットがあります。 しかし稀にアレルギーなどの理由でセフトリアキソンが使えない患者には、スペチクノマイシンでの治療を行います。 この注射は針の太い筋肉注射をお尻から刺すため、注射には強い痛みを伴うデメリットがあります。 また淋病の場合、クラミジアを併発している場合が30%ほどの患者にみられるため、そのときには注射と経口薬であるジクロマックを併用して治療していくことになります。

2019年07月29日
カンジダの症状で見られるもの

カンジダ症とは、原因菌となる「カンジダ真菌」が何かしらの要因によって増殖することで、身体に様々な症状が出てくる病気です。 女性に起こる「カンジダ膣炎」が多いですが、男性にも亀頭などにカンジダ症が起こることがあります。 カンジダは膣炎だけでなく手や爪に起こりやすい「皮膚カンジダ」や「口腔カンジダ」などの種類があり、様々な身体の部位にも症状が出ます。 出産の際、母親からカンジダ菌が感染し子どもに口腔カンジダが起こるということもあります。 女性に多く発生するカンジダ膣炎の主な症状は、外陰部のかゆみや痛みととおりものの変化です。 かゆみは、熱がゆい感じがすることもあり、ひどく掻いてしまうことで皮膚炎などにもつながります。 おりものは量が増えたり、色が白くぽろぽろとした形状になることがあります。 このような症状が出た場合は必ず病院に行きましょう。 病院ではカンジダ菌が増えているか検査し増殖していることがわかったら洗浄などを行ったあと、膣に薬を挿入し治療します。 薬は処方してもらえるので自分で毎日寝る前に挿入を行い、続けていきます。 完治には1~2週間ほどかかります。 まれに自然治癒できることもありますが、再発しやすいのでしっかりと薬等を使って完治させることが重要です。 かゆみが気になる際には、かゆみを抑えるクリーム等も併用し治療していきます。 デリケートな場所に出る症状ですので、病院に行きにくかったり忙しくてなかなか診察に行く時間がとれない方もいるかと思います。 一度病院で診察を受けたことがありその後再発した場合、薬局で治療薬を購入することも最近は可能になっています。 自分で治すことができると、症状がひどくなる前に治療できるので便利です。 しかし原因は、ストレスや生活習慣によることが多いので、患部の治療だけでなく普段の暮らし自体を見直すことも大切です。 十分な睡眠や栄養をとり、免疫を上げることが一番の予防となります。 カンジダの原因菌とは カンジダ症の原因菌となるカンジダ菌は、本来は身体や粘膜に常在しており普段は特に何の影響も与えることはありません。 しかし、体調不良やストレス等で免疫が下がってしまうと、このカンジダ菌が増殖し症状を引き起こします。 女性は、妊娠や生理前後などホルモンバランスがくずれる際もかかりやすくなってしまいます。 抗生物質などの服用で善玉菌が死滅した際や、洗浄のしすぎなどでも膣内の環境がくずれ膣カンジダ症が発生しやすくなります。 もちろん性行為を通してパートナー間で感染することもありますので、カンジダの症状が出ている際はそのような行為は控える必要があります。 パートナーのどちらかが治った際に、またどちらかにうつされてしまい、二人とも完治できない状態がずっと続いてしまうからです。 カンジダは外陰部だけでなく、皮膚にも起こります。 皮膚カンジダに効果的な治療薬が、「ケトコナゾール」です。 この「ケトコナゾール」は抗真菌剤です。 患部に塗ると真菌の細胞膜合成を阻害することにより、抗真菌作用が起こり治療に効果があります。 「ケトコナゾール」を使う際の注意点としては、妊娠中や授乳中でない場合に使用することや他にこの薬の効果を弱める様な薬を同時に飲んでいないか確認してから使用することなどが挙げられます。 また副作用として蕁麻疹などの湿疹が出たりかゆみが発生することなどがあります。 副作用が出た際は、診察を受けるようにしてください。 抗真菌剤はカンジダ症に有効ですが、必ず注意点を守って使用することが大切です。 男性も女性も、万が一にも薬が身体に合わない場合がありますので、使用していて何か変化を感じたらすぐに病院に診察に行きましょう。

2019年06月24日
クラミジアの感染経路とは

クラミジアは、数ある性病の中でももっとも感染力が強く、日本人でもっとも感染者数が多い性病として知られています。 その感染経路は性行為であることがほとんどで、クラミジアの原因菌が性器や肛門、喉、目などといった粘膜から感染することで発症する病気です。 クラミジアの原因菌は精液をはじめとしてカウパー腺液、尿、唾液、血液などから感染するため、通常の性行為やオーラルセックス、アナルセックスなどが感染経路となりますし、感染者とキスをしただけでもクラミジアに感染する確率は高くなります。 クラミジアの症状は、性器から感染した場合には排尿時の痛み・尿道から膿が出る・鼻につくような強いにおいのおりものの増加・性器のかゆみ・下腹部痛などといった症状が現れます。 また、喉であれば喉の痛み・咳、目であれば目の充血・目やに・まぶたの腫れ、肛門であれば直腸の痛み・出血・黄色い膿や粘液の排出などといった症状が出ます。 しかし、クラミジアに感染した人の中でもこういった症状が出る人は少なく、仮に症状が出たとしても軽い症状で済む場合が多いため、自分がクラミジアに感染していることに気づかいない人が多いのです。 そして、このことがクラミジアの感染者数が増加していく最大の原因でもあるのです。 クラミジアの原因菌の潜伏期間は1週間から3週間ほどと言われています。 性行為を行ってから少し時間が経過したときに排尿時に痛みを感じたり、においが強いおりものが出たなどという症状を少しでも感じたのであればクラミジアに感染していることを疑った方がいいと思います。 また、症状が出ていなかったとしても少しでも感染を疑っているのであれば保健所や病院、もしくは検査キットを購入して自宅で検査を受けることをおすすめします。 クラミジアの感染経路はこのようにほとんどの場合が性行為によるものですが、極めて稀に感染者が使用したタオルや便座などに付着した体液、同じタオルやトイレを使うことが原因となってが原因となって感染する可能性もあると言われています。 ただ、実際にはこの可能性はかなり低いと思われます。 クラミジアの原因菌とは クラミジアの原因菌となっているのは、クラミジア・トラコマチスという細菌です。 クラミジア・トラコマチスは偏性細胞内寄生菌と言われる細菌で、細胞や粘膜に感染することによって生存し増殖します。 そのため、クラミジア・トラコマチスが生存・増殖するために最も快適な場所は人間の粘膜であり、人と人が互いの粘膜同士を接触させる主な行為が性行為であるため、結果としてクラミジアの主な感染経路は性行為となる訳です。 クラミジア・トラコマチスは個人差や感染箇所によって異なるものの、基本的には1週間から3週間程度の潜伏期間があると言われています。 また、症状が出ない場合も多いなど、クラミジアにかかっているのかわかりづらい病気でもあります。 そして、潜伏期間の長さやほとんど症状が出ないなどと言った理由となっているのが、人間の免疫反応だと考えられているのです。 クラミジア・トラコマチスは、人から人へ感染する際には「感染型」、人の体内に入り細胞に感染する際には「増殖型」へとその形態を変化させます。 増殖型となった菌は細胞の中で増殖を続け、増殖の限界まで達すると再び感染型に変わり他の細胞に感染することを繰り返し行うのです。 そのため、感染時にはそれほど菌が多くないことから免疫反応が大きく反応することができず、このことが潜伏期間の長さやほとんど症状が出ない要因となっています。 また、クラミジア・トラコマチスの特徴として、増殖型の形態であるときに封入体を形成するというものがあります。 封入体を形成すると、一般的な他の細菌に比べて引き起こされる炎症が1パーセントほど大きさとなるため、このことも潜伏期間の長さや発症までの期間、または症状が出ないという個人差を生む要因となっているのです。

2019年06月09日
ジスロマック以外のクラミジアの治療薬

クラミジアは性感染症の中でも最も患者数の多い種類で、特に若年女性での感染拡大が問題視されています。 近年では20歳代の女性の20人に3人がクラミジアに感染していると見られています。 自覚症状に乏しいのが特徴で、女性ではおよそ8割は無症状だといわれています。 男性ではこの割合は幾分か下がりますが、やはり無症状であることが多いとされています。 仮に症状が出ても、性器の発赤やオリモノの増加や軽い痒みを感じる程度です。 炎症が卵管などに至ると、後遺症として卵管狭窄が起こり女性型不妊症の原因になるので、決して軽視できない性感染症の一種です。 少しの性器周辺の異常も見逃さないことが大切です。 ところでクラミジアの治療は、抗生物質の投与により実施されることになります。 現在ではクラミジアの治療に使用されてきたのは、マクロライド系抗生物質のジスロマックです。 ジスロマックは一回の服用で治療が完了するので、現代では第一選択の治療薬に位置付けられています。 しかしジスロマックの副作用により使用できないときや、効果が見られないときには別の薬での治療が検討されることになるのです。 過去クラミジア治療薬で良く使われてきたのは、ニューキロノン系のクラビットを挙げることが出来ます。 クラビットは複数回服用することが必要で、7日間忘れずに継続して服用する必要があるのです。 しかし近年ではニューキロノン系の抗生物質に耐性をもつクラミジアが増加したため、クラビットは現在では第二選択治療薬の位置づけです。 ジスロマック以外の別の薬には、他にもテトラサイクリン系のビブラマイシンやミノマイシンなども使用されることがあります。 テトラサイクリン系の治療薬は幅広い抗菌スペクトラムをもつのが特徴で、ビブラマイシンがよく使用されています。 ジスロマックと同等の効果が見込めるので、妊婦以外では第二選択薬となっているのです。 なお8歳未満では歯が変色する副作用があるので、使用は控えられることが多いとされています。 辛いジスロマックの副作用とは ジスロマックなどのクラミジア治療薬は国内では処方箋を医師に出してもらい、薬局で購入するのが原則です。 しかしこの場合割高な値段で抗生物質を購入することになり、診察代や検査料なども余計にかかるので、それなりの費用が必要になります。 またクラミジアを疑って泌尿器科や性病科を受診するのも、気が進まないという思いに駆られる向きも多いことでしょう。 このような時には個人輸入を代行してくれる通販サイトを利用する方法があります。 個人輸入を代行してくれる通販サイトを活用すれば、ジスロマックを初めとしたクラミジア治療薬も処方箋無しで購入することが可能です。 このように比較的手軽に入手できるジスロマックは、一回の服用で治療が終了できるので人気が高いクラミジア治療薬と言えます。 他方で薬である以上副作用があるのも事実です。 ジスロマックの副作用で最も多く経験されるのが、下痢を中心にした消化管症状です。 このような副作用が多いのは、ジスロマックの効果がもたらされるメカニズムを分析すれば理解できるところです。 ジスロマックはたんぱく質の合成を阻害する作用をもっています。 細胞は増殖するためには、たんぱく質が無ければ増殖することは出来ません。 その結果殺菌的に作用し、クラミジアに殺菌効果を発揮する訳です。 しかしこの効果が発揮されている期間は、原因菌だけでなく、整腸作用を持つ腸内の常在菌の増殖も抑制してしまうので、結果的に腸の働きに異常が生じて下痢になりやすくなってしまうと言うわけです。 通常は下痢は数日で収まってしまうので、ほとんど問題にはなりません。 逆に言えばそれだけジスロマックの殺菌作用が現れている証拠とも言えます。 そこで市販の整腸剤を併用することで下痢を緩和すると言った方法が取られることもあるのです。

2019年05月29日